注目の記事 PICK UP!

【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【12】ナチュラルワイン

 

こんにちは。記者のガルちゃんだよー。

 

わーい!第12回だよー。

前回の記事はこちらー。

 

この間、雑誌のブルータス

丸ごと一冊ナチュラルワインが特集されていました。

 

 

10年前はまだ、一部のファンにとってのみ騒がれていて、

一般的にはかなり個性的すぎたり、

ちょっと臭かったりって逆風の方が強かったのです。

 

それが今やすっかり馴染んだ様子。

 

個人的にもナチュラルワインは大好き

家でだらりと好きな本を読みながら

グラスを傾けるには、この緩さはぴったり

 

今回はそんなナチュラルワインをご紹介します。

 

そもそも自然派って何???

 

実はハッキリとした世界基準は有りません。

 

ざっくり言うと、

 

化学肥料とか農薬を使わずに、

酸化防止剤などの添加物を、

極力減らして造られたワインとなります。

 

さらに言ってしまえば、そんな基準のない中で

 

原材料は100%ブドウだけ、樽に入れて、

野生酵母や微生物が影響しあって

造られるワインとなります。

 

言葉にすればシンプルな自然なワインを造るためには、

まず健全なブドウを造るための山のようにある畑仕事に、

霜害、日照不良など自然との戦い、

それによって起こる病害、カビとの戦い、

農薬を使わないならより一層手がかかる

 

健康なブドウが出来上がった後にも、

ちゃんとワインにするための清潔な設備、

 

温度管理、天然酵母を使った不安定な発酵で

いかに土地に根づいた個性に昇華できるか、

 

と言った目に見えない努力を

厭わずひたむきに情熱を注ぎ込む、

 

生産者のフィロソフィが感じられるのが、

ナチュラルワインだと思います。

 

ごちゃごちゃと分かりづらいですね。

 

自然派好きのバイブル

 

ウグイスアヒルのビオトーク

 

 

こちらの本でナチュラルワインのことを

とてもわかりやすーく、面白く紹介してくれています。

 

読みものとしても面白いので、是非読んでみてください。

 

ナチュールがグッと近くなります。

 

ヴァンナチュール

自然なワインがおいしい理由

 

 

少し情報は古いかもしれませんが、

生産者の顔や哲学が見えて、

こちらも自然派を試したくなる一冊です。

 

個人的にもまだ自然派とか馴染みがなく、

懐疑的だった頃、

初めて衝撃をうけたワインはこれでした。

今はもう造ってないし、ラベルも残ってないけど、

この女性の顔のラベルに惹かれ、

味は爽快感ありすぎなくらいキレがあって、

シュパッとしてて、最高にクールでした。

 

自然派ワインってファッシン化されちゃってて、

本当に美味しいのかな?、

なんて少なからず思っていた1人だったのに、

こんなのもあるんだ、って思っちゃっいました。

 

日本人女性の新井順子さんの作品のロワールの白

 

白は今は造られていませんが、

赤やロゼ、ヌーヴォも造られているので

是非お試しあれ。

 

本人はとても素敵な大阪のお姉さん

って感じの人でした。

 

ローヌの生産者組合エステザルグが造る

このキュヴェも家飲みでお気に入りの一本

 

この度のコロナ禍や戦争の影響で

少し値上がりしてしまいましたが

それでも2000円以下で買えるハイコスパです。

 

この生産組合は牛のラベルで有名な

ダンデゾンやプティアンデゾンも

肉に合わせるのにぴったりなハイコスパです。

 

 

ロワールのドメーヌ・ル・ブリゾー

 

どれも土着の珍しい品種を使って

一種独特の味わいが自然派好きにはたまらない。

 

優しい甘さがあったり、

元祖薄旨味な味わい有機的な味が混ざり合う。

 

好みは分かれるかもしれませんが、

自然派を飲んでる感は満載です。

 

個人的に興味を惹かれているのは

ジュラ&ザヴォワのピエール・オヴェルノワや

フィリップボールナールです。

 

最近はネットでも買えるので、

興味が湧いたら、

ちょっとオシャレな休日ワインに試してみてください。

 

こんなのもたまには有り、

と思えたらまた新しい扉が開けるかもです。

 

 

ガルちゃんでしたー。

 

関連記事

  1. 2023年11月3日(金)文化の日!BONFES(ボンフェス):vol.15!開催@北浦和東口周辺!…

  2. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【10】初鰹とのワインペアリング

  3. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【22】ローソンでシチリアを堪能!

  4. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【27】王道のカベルネソーヴィニョン

  5. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【15】リゾート地で有名なアマルフィ海岸

  6. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【31】芸能人格付けチェック

  7. 編集長モッピーの【とことこ・ゆるコラム】(1)祝・サイト開設1周年

  8. 【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【4】自然派ワインとスパイス

人気記事

雄飛教育グループ

PAGE TOP