こんにちは。記者のガルちゃんだよー。
わーい！第１３回だよー。
前回の記事はこちらー。
今回は、夏に飲みたいシチリアの白と
イカ墨のマリアージュだよー！
暑い夏の昼下がりに出来立てアツアツの
美味しい料理を頬張りながら、
キーンと冷やした白ワインを流し込む、
なんて休日に最高だ！
そんなときに飲みたい
イカ墨のパスタとピッタリな白ワインをご紹介
（写真はフジッリ）
イカ墨のパスタといえば
ベネチア、そしてシチリアが有名！
ヴェネトは米を多く消費する州で
リゾットもよく食べられている
イカ墨のリゾットもあるが、
観光客向けで地元ではあまり食べていないよう
パスタにイカ墨を練り込んだものもあります
イカ墨ソースもKALDIとかにで瓶詰めのソースが
売っているので、是非試してみてください。
一般的な作り方は
ニンニクと玉ねぎを粗めのみじん切りにして炒める
コクがあってキレのある味に仕上げたいから、
玉ねぎは炒めすぎないで、透明になるくらい
潰したホールトマトを加え、
そこにイカ墨のペーストを加えて煮詰めていく
茹で上げたパスタを絡める
パスタはスパゲッティか
リングイネ（平たいロングパスタ）がいい
色がとても重要で艶やかな黒じゃなきゃダメ
トマトの赤色が浮いてこないよう、
シッカリとイカ墨の量をケチらない
もし面倒なら市販のソースを
そのまま絡めるだけでも充分
プチトマトを添えるだけでも映えるし、
夏なら刻んだ茗荷を散らすのもいい
さてここまできたら、
キンキンに冷えたシチリアの白ワインが
マストになる
オススメはこちらのワイナリー
フェウド・アランチョ
このワイナリー、コスパ抜群な上、
シチリアの固有品種主体で造られていて、
料理にもよく合う
どちらも海を感じさせる白ワイン
スーパーやデパートとかでも
見かける頻度は高いので、是非試して欲しい
『インツォリア』
シチリアを代表する白品種
他の州でも栽培されていて、
土地ごとにアンソニカとかインソリアとか呼ばれる
ブドウの品種は分かりづらい
白い花のアロマにイチジクのような
エキゾチックなニュアンスも
爽やかでアフターのほのかな苦味が
味わいを引き締める
『グリッロ』
シチリアの地ブドウで白桃のジューシーな果実に、
スターフルーツのような爽やか味わい
こちらもほんのりビターな余韻が料理によく合う
海沿いのレストランで美しい景色を見ながら、
シンプルな魚介料理をつまみに
リラックスして飲みたくなるワイン
このワイナリー、
他にも単一シリーズで出していて、
品種の個性を試したいならピッタリかも
シチリアの固有品種ネロダヴォラや、
国際品種シラーなんかは
品種の個性がはっきり現れていておもしろい
最後にシチリアで個人的にお気に入りの
シチリアの白がこちら
ドンナフガータ社のアンシリア
赤も有名だが、このワイナリーは断然白がいい
海風に髪をなびかせる乙女のエチケッタが
郷愁を誘う
味わいはフレッシュでシチリア特産のレモンや
オレンジのアロマにクリスピーで
ほのかなミネラルが心地よい
気軽にランチでも、夏のディナーにもピッタリ
魚介を使ったサラダにレモンやオレンジを絞ったり、
シチリア特産の茄子を使った
シンプルな味付けの料理にもいい
カポナータ（野菜のトマト煮込み）もいいかも
近くで買えるワインではないけれど、
ネットとかで見かけたら、是非試してほしいなー。
ガルちゃんでしたー。
