こんにちは。記者のガルちゃんだよー。
わーい!第31回だよー。
前回の記事はこちらー。
ガルちゃんから大発表があるよー!
ワインジャーニー、ソムリエ斉藤さんが
ソムリエ兼シェフをする新しいお店が大宮にできたよー!
ワインとごはん 葡萄色(エビイロ)
っていうんだよー!
詳しくはこちら!
さて、今回は
芸能人格付けチェックについて
年始のバラエティー番組で
高いワインと安いワインを当てる企画
観ていて楽しいですよね。
↑イタリアの毎年違う女性のラベルが有名な
高級スーパータスカン
しかし高いワインはほんとうに美味しいのか?
気になる疑問ですね。
先に答えを言ってしまえば
『高いワイン』はおいしいものだと言えます
ただし、このおいしいが100人が全員おいしいと言える
わかりやすいおいしさではないのが
ワインの難しい言われる要因だと思います
概ね5千円以上のワインは高級ワインに含まれます
では安いワインと高いワインは何が違うか?
色々ありますが、
一つ言えるのは香りや味の複雑さです
↑ベルクで売ってる500円のヴィーニョヴェルデ。
複雑さはないが、軽く爽やかで安くておいしい
複雑さとは
ざっくり言うと感じられる要素が多いことと言えます
例えは赤ワインならベリー系の香りがあり、
これは葡萄自体が持ってる味や香りです
ブルーベリーだったり、ラズベリーだったり
それに加えて天候や土地、醸造技術が加わり、
樽からバニラやココナッツ、
土壌からミネラルであったり、
海の近くなら地中海っぽさがあったりと色々です
もちろん熟成=時間という軸もあります
しかし複雑=おいしい、とは限りません
複雑=感じられる要素が多い
→要素が多すぎて頭で整理できない=わかりづらい
→結果(美味しいかどうか)よくわからない
ということがままあります
↑自然派のように通常のワインとは違う
ベクトルを持つものもあるが、
ハマる人にはたまらない魅力がある
高級ワインに感動を得られるかは、
飲み手の力が問われるということもあると思います
なんの素養もなく、
いきなり芸術的なオペラを観せられても、
きっと感動できないのと同じように、
いきなり数万円のボルドーを飲んでも、
理解がついていかないのかもしれません
まるで人間がワインに格付けされている様ですね
普段はデイリーなワインで舌を慣らして
月に一度くらいに、
機会があったら5千円とはいかなくても、
3千円くらいのワインを試してみる
そのくらいの価格が目安です
ショップのオススメとかは
わかりやすくて良いと思います
慣れないうちから
1万円以上のボトルを手に取っても
がっかりすることの方が多いと思います
ロマネコンティは
よく『完全な球体』と表現されます
つまり全ての要素が完璧なバランスで
保たれているわけです
ワインの表現の中にはプラスに取れないものや、
本来相容れないものもある
そんな要素も全て包括し
液体の中にひとつの世界を造っている
そんな奇跡のような一本だから
世界中のワインラバーを熱狂させるのでしょうか
ガルちゃんでしたー。