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編集長モッピーの歴史ゆる散歩、大宮公園編①【文豪に愛された公園】

 

こんにちは。編集長のモッピーです。

 

 

今回のゆる散歩は、大宮公園だよー!

 

 

リゾート地だった大宮公園

 

春は桜狩り、夏は見沼の蛍狩り、

秋は茸狩り、冬は雪見の絶景

 

これは昭和初期の大宮の観光案内に登場した

キャッチフレーズなんだよ。

 

場所は大宮公園

 

四季折々の自然を満喫できたようです。

 

もともとこの場所はアカマツや萩・ススキなどの

原生林に覆われた土地だったんだって。

 

明治18年(1885年)の開園当初は「松の公園」

とも呼ばれていたんだよー。

 

確かに氷川神社からトコトコ歩いていくと

日本庭園の松をはじめ、今での多くの松があるの。

 

(写真は日本庭園、料亭石州楼の跡地)

 

また早くも梅が咲き始まっていたよ(1月15日現在)

 

 

大宮公園は明治から大正にかけて公園内にある

高級料亭・旅館を中心に大いににぎわい

東京近郊からも観光客が訪れる行楽地だったんだよ。

 

その中には森鴎外永井荷風など

多くの有名な文学者たちも訪れ

 

作品の中で大宮公園を取り上げました。

 

正岡子規、万松楼で愉快になる

 

大宮公園に最初にできた料亭・旅館が万松楼です。

鉱泉を掘り当てたことから明治21年(1888年)に

開設されました。

 

(写真は万松楼の跡地、児童遊園地)

 

その3年後の秋、

万松楼に東京帝国大学(現東京大学)の学生が

滞在していました。

 

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

の句で有名なのぼさんこと、正岡子規です。

 

試験の準備と療養を兼ねての滞在だったようです。

 

随筆『墨汁一滴』によると

万松楼でうまいものを食べ、萩の原を散歩して

愉快で愉快でたまらなかったそうです。

 

ふみこんで帰る道なし萩の原

ぬれて戻る犬の背にもこぼれ萩

 

試験はどうしたの???のぼさん???(笑)

むふふ。

 

続くよー。

 

モッピーの小さな背にもこぼれ萩

 

編集長モッピーでしたー。

ほなねー。

またねー。

 

 

モッピーのラグビーコラム!

【リーグ、わんっ🐾】もよろしくねー。

 


 

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