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【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【21】イタリアのチーズのお話

 

こんにちは。記者のガルちゃんだよー。

 

わーい!第21回だよー。

前回の記事はこちらー。

 

今回は、【イタリアのチーズのお話】

 

これからの季節、旬のそら豆が出回り始めますね。

 

ローマっ子はそら豆

ペコリーノチーズと一緒に生で食べます。

 

大粒のものは硬いが、

小粒なものを選り分けて口に含むと

 

ほんのり甘くほろ苦い。

 

 

この甘さ、ほろ苦さと

ペコリーノチーズの塩っ辛さがワインを呼ぶのです。

 

ペコリーノは羊のミルクで作る

塩っ辛さのあるチーズで、

 

削ってカルボナーラに加えたりもします。

 

ローマ近郊のカステッリロマーニの

シャバシャバな白ワインが妙に欲しくなりますね。

 

イタリアも他のヨーロッパの国々と同じく、

各地でその土地ならではのチーズが存在します。

 

誰しもが知るモッツァレラ

南イタリア・カンパーニア州の名産です。

 

 

サラダにしたり、ピッツァやパスタに加えたりと

汎用性も高く、今やイタリア全域で作られています。

 

熟成させないフレッシュな味わいが特徴だから、

前菜にするなら、口当たりの良い甘口のアスティや、

 

トマトとバジルを添えて、

 

爽やかな青さのある

若いソアーヴェを合わせてもいいですね。

 

同じフレッシュタイプなら、

ティラミスに使われるマスカルポーネもこのタイプ!

 

優しくなめらかな味で、

あっさりしたリコッタと同様、

ジャムや蜂蜜を添えるだけで、

すぐにデザートに変身します。

 

北イタリアのものなら、

青かびチーズのゴルゴンゾーラが有名です。

 

ロックフォール、スティルトンと並び

世界三大ブルーチーズに数えられます。

 

 

ピリッとした青カビの辛味と塩っ辛さが特徴で、

 

強く独特のクセのある香りに

好みが分かれるかもしれないが、

 

蜂蜜をかけて食べると、

甘さとしょっぱさのコントラストが楽しい。

 

蜂蜜と相性が良いように、

定石では甘口のソーテルヌや

レチョートと呼ばれるブドウを陰干しした

甘口のソアーヴェと合わせる

 

ソーテルヌでは値が張るが、

 

気軽に合わせるなら

甘口のモスカートダスティもおすすめしたい。

 

マスカット100%で低アルコール、

是非ワインが苦手な人にも試してほしいです。

 

青かびのスパイシーさに辛口の赤でもいけます。

 

ピエモンテのネッビオーロ種を主体としたものや

 

ブラケットダックイなど

バラのアロマを持つものがお勧めです。

 

この青カビのゴルゴンゾーラ

フレッシュなマスカルポーネは、

実は同じロンバルディア州が原産で、

この二つを交互に合わせたものもあるらしのですが、

あまりお見かけしません。

 

甘さと塩っ辛さが絶妙に調和して、

これを胡桃と一緒に食べるのが最高だそうだ。

 

最後に、バケットあれば焼いて一緒に試してほしいです。

ちょっといいオリーブ油があればなお最高です!

 

 

フライパンを中火にかけ、パンを手でちぎり入れ

上からオリーブ油をたらす

 

パンが油を吸って、皮がカリッとしてきたら完成です。

 

ニンニクがあれば一片、潰し入れてもいいですね。

 

美味しいパンとチーズがあれば

ワインがいくらでもいけます!

 

 

ガルちゃんでしたー。

 

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