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【連載】ソムリエ斉藤さんのワインジャーニー【24】ご家庭でつくるスペイン「おつまみ」と「バスク」

 

こんにちは。記者のガルちゃんだよー。

 

わーい!第24回だよー。

前回の記事はこちらー。

 

スペインのツマミと

少しマイナーなバスクのワインを

 

ご紹介!

 

スペインには『パン泥棒』と呼ばれる料理がある

 

バスクのサンセバスチャンの有名なバルの

エビの串焼きもそのひとつ

 

現地ではパンにのせて提供される

 

主役はもちろんエビだが、

塩気や旨みの油を吸ったパンがまたおいしい

 

基本食材をとびきりおいしくする

スペイン人の食べ方!

 

今回はお家で簡単にできる

スペインのお惣菜を紹介したい

 

パン・コン・トマテ

 

 

バルセロナのあるカタルーニャ州のトマトトースト

 

焼いたパンをおろし金に見立てて、

ニンニクとトマトをこすりつける

 

①ニンニクの根本を切り落とし、

 こんがり焼いたパンの上を2往復くらいこする

 

②トマトを横半分にカットし、

 力を入れて断面をパンにこすりつける

 

③仕上げにオリーブ油をまわしかける

 

トマトは果汁の多い熟したものがいいですね。

簡単なレシピだが素材の力を直球で感じられます。

 

パンはむしろ2、3日たった

硬めのものの方がいいですよー。

 

余ったパンの有効活用もスープに入れて

ガスパチョにしたり、

 

サラダにしたりとスペインでは

ともかくパンをよく使うし食べます。

 

エンサラダ・カンペラ

 

 

スペイン版ポテトサラダ

ラマンチャ地方の田舎風サラダです。

 

マヨネーズでなく

白ワインヴィネガーを使うのがスペイン流

 

①パプリカ、玉ねぎ、トマトなどを

 賽の目に切り、ヴィネガーでマリネする

 

②皮ごと茹でたじゃがいもを

 熱いうちに皮を剥き、ざっくりつぶす

 

③マリネしたパプリカ、

 あればオリーブやツナ缶を加えて混ぜ、

 塩で味を調える

 

熱いうちに混ぜると味が染み込みやすいです。

 

ツナ缶を漬けた油ごと加えるのも

缶詰大国らしい調理法

 

ツナの代わりにアンチョビを加えても

ワインがすすむポテトサラダになります。

 

刻んだニンニクとマヨネーズを混ぜて、

 

簡易的なアリアリソース

ニンニク、卵、油を合わせた

マヨネーズのようなソースで和えても

スペインの食卓らしい

 

さて合わせるワインは『チャコリ』Txakoli がいい

バスクの微発泡酒で酸味が強く軽快な味わい。

 

 

まだ日本では知名度は低いが、

昨今のバスク人気の高まりで

地元ワインとして関心が高まっています。

 

微発泡の『チャコリ デ ゲタリア』以外にも、

ビスカイヤ、アラバと炭酸なしの

しっかりボディのものもある

 

少数だが赤やロゼもあり、

どれもガストロノミックなものが多いので

是非試してほしいです。

 

バスクのタパス街では

スタートは微発泡のチャコリかシードル、

そのあとはリオハの白か赤というのが定番の流れ

 

リオハというと白も赤も力強いタイプのワイン

ペアリング的にはあまり接点のないリオハだが、

『地元ではこう』みたいな理屈を超えた

合わせ方も根強いようです。

  

  

ガルちゃんでしたー。

 

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