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お女郎地蔵&火の玉不動【高台橋・高沼遊歩道・ゆる散歩】

 

こんにちは。編集長のモッピーだよー!

 

 

前回、近代土木遺産の高台橋をゆる散歩したのー。

そして高沼遊歩道をとことこと。

 

高台橋の歩道の上に気になるものを見つけたよ。

 

 

図書館のお姉さんに聞いてきたよー!

頼むべきはお姉さん。むふふ。

 

お女郎地蔵・火の玉不動

 

写真の右側が地蔵菩薩像

左側が不動明王像なんだって。

 

地蔵菩薩像には悲しいお話が伝わっているんだよ。

 

昔、大宮宿の柳屋という旅籠屋を兼ねた

女郎屋に千鳥という美しい女郎がいました。

 

千鳥は宿場の材木屋の若旦那と夫婦になる

約束を交わしていましたが、

 

大泥棒の神道徳次郎が千鳥を見染め、

何が何でも身受けする、

という話になってしまい、

 

進退きわまった千鳥は

高台橋から投身してしまいました。

 

その時から高台橋に千鳥の人魂が

飛ぶようになりました。

 

これを見聞きした付近の人たちが

哀れな千鳥の霊魂を慰めるために

地蔵像をたてました。

 

こんなお話。

 

そのころ、高台橋の付近をふわふわと飛ぶ

火の玉を人々は見たんだって。

 

それは千鳥さんの霊魂だと言う人もいましたが、

石の不動明王の仕業だという人もいたんだよ。

 

この高台橋のそばには刑場があったとされ

大盗・神道徳次郎も御用になった末、

刑場の露と消えたと伝えられています。

 

刑場で処刑された人の人魂が

火の玉になっていたようで、

 

火の玉不動はその人々への供養塔なんだって。

 

火の玉、怖い。

編集長のモッピーでしたー!

ほなねー。

またねー。

 

 

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