こんにちは。編集長モッピーだよー!
これまでの中山道ゆる散歩はこちら
加賀屋敷の裏門がある場所から
中山道をはさんで斜め向かいに
塩地蔵尊案内の石碑があります。
そこの路地を入っていくと、右側に
子育て地蔵尊と並んで塩地蔵尊がいらっしゃったよー。
大宮・塩地蔵尊の伝説
この塩地蔵尊は今はケースに入れられていますが
昔は真っ白に塩をかぶっていたんだって。
図書館のお姉さんに伝説を教えてもらったよー!
いつのころか、二人の娘を連れた浪人者が
大宮宿で病に倒れました。
ある夜の夢枕にあらわれたお地蔵様が娘たちに
塩断ちをするように告げました。
娘たちは早速塩断ちをしてお地蔵様に祈ったところ
父親は全快し、
そのお礼に塩をたくさん奉納しました。
このことからお地蔵さまは
塩地蔵と呼ばれるようになりました。
現在も毎年8月24日の地蔵盆の日には
盛大にお祭りが行われているんだよ。
現代のように医療が発達していなかった
江戸時代には病気や怪我を治すために
神仏などに祈願することが多かったみたいだね。
例えば、眼病平癒で有名な
茶ノ木稲荷神社(市ヶ谷亀岡八幡宮の境内にある)では、
7日間お茶を断って願掛けがされてたんだって。
大宮の塩地蔵尊もお塩で真っ白だったというから
当時の人々の切実さが目に浮かぶね。
江戸時代、お塩は高価だったそうなのでなおさらね。
参考文献
『ウォーク・イン・中山道 大宮宿』
『大宮市史 第五巻』
『江戸の祭礼と歳事』
ジャーキー断ちは嫌だな。。。
編集長モッピーでしたー!
ほなねー。
またねー。