注目の記事 PICK UP!

編集長モッピーの歴史ゆる散歩【氷川神社&中山道大宮紀行】

 

こんにちは。編集長のモッピーだよー。

 

 

前回の続きを図書館のお姉さんに聞いてきたよー!

 

村尾嘉陵「中山道大宮紀行」

 

前回の小林一茶さんとは反対に

念入りな参拝をした人がいます。

 

清水徳川家家臣の村尾嘉陵さん。

 

嘉陵さんは江戸近郊日帰りの旅を好み

多くの旅行記を著したんだよー。

 

「中山道大宮紀行」は、文政2年(1819年)

10月4日に浅間山を見るために江戸と桶川の間を

往復したときの記録なのー。

 

桶川といえば、姉妹サイトのこちらもよろしくね。

 

嘉陵さんが幼かった頃、父親が見せてくれた

「中山道名所記」の中の氷川神社に

 

国の一の宮なのだからお参りしたいと50年も昔から

願い続けていたんだって。

 

「ここかしこ、のこりなくおがみめぐり」

「宮居ねべてかみさび、いと尊し」

 

「今日ぞまふで初めのまふでおさめぞと思えば、

いとど涙おとさるるばかりになん」

 

と、とても感激したようだね。

 

お札をもらい、

尊い心持ちになって出発したんだって。

 

現在の参道はケヤキ中心の並木ですが

江戸時代はマツとスギが中心の並木でした。

 

嘉陵さんも

「左右松、杉の並木、空もみへぬばかり梢生しげり」

と表現しています。

 

参道を歩くと真夏でも清涼感を感じるよねー。

暑さを避け、ホッとしに行ってみてねー。

 

とことこゆる散歩、モッピーでしたー!

ほなねー。

またねー。

 

 

参考文献を図書館のお姉さんに教えてもらったよ。

 

『古典俳文学大系15 一茶集』

「寛政三年紀行」

『大宮の郷土史第37号』

「武蔵一宮 氷川神社案内」

『江戸近郊道しるべ』

「中山道大宮紀行」

『大宮をあるくⅠ ~東部編~』

『大宮二十景』

『大宮氷川神社と氷川女體神社』

 

 

関連記事

  1. 江戸時代の数学である和算の難問を神社に奉納する【算額】を調べた件

  2. 編集長モッピーの歴史ゆる散歩、氷川神社編④【宝くじと氷川神社】

  3. 室町時代に浦和で月待信仰が盛んだった件!①【二十三夜とは】

  4. 室町時代に浦和で月待信仰が盛んだった件!②【調神社】

  5. 【COCOON】コクーンシティー・歴史ゆる散歩① 製糸の街・大宮

  6. 編集長モッピーの知る人ぞ知る名所を求めて【桜ゆる散歩】@さいたま市

  7. 将軍家慶、野田のさぎ山を上覧する!:さぎ山記念公園

  8. 【龍神・マルコ】さいたま市のお宝、緑のトラスト保全第1号地

人気記事

雄飛教育グループ

PAGE TOP